JOI2022/2023 本戦参加記
はじめに
2/12にあったJOI2022/2023本選に参加して、春合宿に進出することができた。まだ春合宿があるが、自分の中で一つ目標としていた本選通過ができたので、ここまでのJOI参加記と少し過去の振り返りを書く。
過去
3年前に人に勧められて競プロを始める。コロナ禍だったのでやりこむ。
2年前、始めてJOIに参加する
本選は罠を踏んだり点数がかなり低くて散々だったが、初めての参加で本選まで進出できたことでかなり調子に乗っていることがブログからも分かる。
1年前、黄コーダーとして迎えた去年の本選、本選落ち黄コーダーという言葉があり、少し心配していたが、まあ春合宿はいけるだろと思っていた。しかし、結果は黄コーダー最低点で当然本選も落ちた。かなりショックで、去年は参加記を書かなかった。
そんなわけでJOI本選にはかなりトラウマがあった。
予選
一次予選
覚えてないが一回目が文化祭と被っていて二回目に参加した気がする。
二次予選
4完はしてEが勝負だろうと思っていたのですがDが難しく、通らなかったため辛かった。部分点もあまり取れず黄コーダー最低点。本選に対する不安が募る。
本選
2/5（開会式など）
自己紹介動画はやっぱり楽しい
ロシアンたこ焼きおもろかった
チューター企画はチームメイトが手動で作った解がめっちゃ強くてそこからチームメイトが焼いて総合2位！俺は何もしてない
2/6~2/11
憂鬱な気持ちでJOIの問題を埋めていた
2/12（競技当日）
7:30くらいに起きて朝ごはん食べた後にギターを弾いて、昼ご飯を食べてその後クッソ寒い中20分ほど走った。汗をかいた。おやつを用意して競技をスタートした。
競技パート
1問目
13:11 同じ色が連続するところがあるから圧縮して管理しておけば良さそうだと感じたのでそれを実装すると通る。
2問目
13:50 絶対値が出てきたの外して条件を眺めてみる。分からない。割と焦ったがとりあえず愚直を書いて69点を取る。
14:14 Eの降順で貪欲に取っていけばいいということは分かっていた。ここで「AがBに影響を及ぼしていて、BがCに影響を及ぼしているのならばAはCに影響を及ぼしている」ので、ある人が献本されたかはその人から近い今までに献本された人を考えれば判定できると気付く。実装してACを取る。
解けて少し安心したが、ボーダーはどうせ3完くらいあるのでそのままCを見る。
3問目
14:31 01-bfsをして壁の時は時は周りを見て一番コストが低いところから遷移、を書いて27点を取る。
14:51 二次元セグ木を使えば一番コストが低いところが高速に分かるので実装して86点を取る。
その後何度か定数倍高速化をして頑張るが一向にスコアが上がらないので、ここで一度4問目を見る。
4問目
15:32 $N\leq 5000$ のパスグラフは区間DPをすれば通るので提出して21点を取る。
この先を考えても分からなかったので5問目を見る。
5問目
15:43 とりあえず愚直を提出して3点を取る。
何回か操作をするとRR...RRBB...BBのような形になることは分かったが、そこから先が何も分からず。
その後も3問目の定数倍高速化をしてみるが通らず、4問目でDPを提出してみるがWAで競技終了。
終了後
結果は 100-100-86-21-3 で合計が310点。 3問目の定数倍高速化に固執しすぎたため4問目をあまり考察できていなかった。定数倍高速化は終盤でやるものであり、中盤は他の問題を考察するべきだったと反省。
3問目であっさり86点が取れてしまったの、「今回は簡単だったからボーダーが350点くらいあるのでは？」と思い焦る。点数情報を見ると自分よりも点数の高い人間が大勢いる。しかし、スプレッドシートを見てみると30位以内には入っていそうだったので少し安心する。相変わらず筑駒と灘は強いなあと思いながら点数を見ていた。
同期の点数を聞くとsouta_1326が2問目69点なのに合計で323点を獲得していてビビる。2問目捨てて3問目を取るの精神が強すぎて尊敬。to_omoT222が100-100-100-0-0で3問目を終了3分前に通すという異常ムーブをしたらしく精神が強すぎて尊敬。
解説を聞いて、2,3問目が自分の方針と割と違っていてびっくりした。45度回転は思いつかなかったし、区間に辺を貼るテクニックが賢すぎて感動していた。4問目が簡単らしくて泣いていた。5問目は解説を聞いている途中で分からなくなったのでご飯を食べながら聞いていた。
2/13
学校で春合宿通過を教えてもらう。開成が6人も通ってて嬉しかった。
おわりに
去年のこともあり、かなり嬉しかった。春合宿は初めてなのでIOIに行けることは無いと思うが、できる限りいい点数を出せるように精進をしようと思った。最近は趣味ややるべきことが増えて競プロをする時間があまりなかったが、やはり競プロは楽しいと感じた。
